南部14年式拳銃
今まで旧日本軍は映画やドラマ等で何となく暗いイメージがあり、また変にリアル過ぎてイマイチ興味が湧いてこなかった。湧いてこなかったと言うより、むしろ避けていた。しかし、自衛隊を語る上で(ってそんなに語ってもないけど)旧軍は外せない。
南部14年式拳銃は、最近TVの刑事ドラマ(相棒11の初回SPや警視庁捜査一課9係など)でご存知の方も多いと思う。
南部14年式拳銃のトイガンは、昔から月刊「GUN」誌の広告でハドソン製があるのは知っていた。当時(30年以上前)は無骨であっさり過ぎるデザインにたいして興味も無かった。
しかし、今見ると無駄を全て排除したデザインの美しい事!年取ると好みが変わるとはこの事か。
で、欲しくなり昨年購入したのがマルシン製の「6mmBBガスブローバック 南部14年式 後期モデルHW」。
本当は発売されたばかりのCAWのモデルガンが欲しかったのだが、1万以上の差額あったんで諦め、値段のこなれてきたマルシン製をチョイス。前出の9mm拳銃と同様お手軽にブローバックが楽しめる。
画像の14年式は、純正の木製グリップに交換。ランヤードはPKミリタリヤ製。この時代の軍用銃には木グリとランヤードは欠かせません。
大型拳銃の部類に入るのだが、実際持つと手にしっくり馴染む。
後期型の特徴は、省力化が進み円筒状になり周囲にローレットをかけただけのコッキング・ピース(左上)、冷寒地で手袋をしたまま射撃できる大型のトリガーガード(右上)、マガジン脱落防止スプリング(左下)。
注:マルシン製ではマガジン脱落防止スプリングはダミーの為機能しない。