ミロク リバティチーフ!
今年も早や2月となり初めての更新です。
株式会社エム・アイ・イー総研アクション事業部という新規参入のモデルガンメーカーから、「リバティチーフ」というモデルガンが発売されました。国内で散弾銃メーカーとして知られるミロクが1960年代にアメリカ輸出向けに生産した幻の国産リボルバーが「リバティチーフ」。国産のリボルバーと言えば、新中央工業(後のミネベア)製のニューナンブM60が有名ですが、私は発売予定の広告を見るまでその存在自体知りませんでした。
今回モデル化されたのは最も全米に行き渡った「Mark Ⅳ」というモデルで、「S&W M36」と「Colt Detective Special」の良いとこ取りしたような銃のようです。
高価なモデルガンではありますが、限定販売(2インチが300台、3インチが200台)という事もあり今回思い切って購入してみました。
私が購入したのは3インチモデル。
全体的なシルエットはM36にも見えますが、サムピースの形状や動作、シリンダーの回転方向・装弾数、バレル下のロッキングボルトが無い点などはコルトと同じ。一般的なモデルガンとは違い黒色ではなくメタリックグレイ。グリップは木製ではなくプラ製。
装弾数は6発。シリンダー内の隣り合う穴は貫通し安全対策してあります。
バレルには「.38 SPECIAL CALIBER」、左側サイドプレートには「LIBERTY CHIEF」、右側サイドには「"MIROKU" FIREAARMS MFG. CO」、グリップ下部には「3609 JAPAN」の刻印。
他の方のブログを見るとトリガーガードの内側等のパーティングラインが残ってる個体もあるようですが、私の個体ではそうでもないです。
しかし・・・
銃口の厚さが均一ではありません!仕上も雑過ぎます!!
左:ポリスリボルバー(マルシン製)と右:M36(コクサイ製)との比較。
ちなみに商品に同封されていたプレゼント(?)のクリアファイル
裏面は日活オールドファンにはお馴染みの宍戸錠氏!
ご愛用者カードはハートフォードと一緒。
価格や仕上など不満を言えばきりがありませんが、モデルガン不遇の時代に新規参入し他社が出さないモノを出したアクション事業部は貴重な存在です。